自由が死んだ日

当初の予定ではまだ少なくとも1年以上は今の自由な暮らしを続けるつもりでいたのに、やんごとなき理由から再び社会復帰を余儀無くされた。
私の考えていた以上に、日本社会というのは健康な人間が働かないという事に厳しい態度で、まあ、それが国民の義務なのだし当然と言うのだろうが、働いていた頃以上に何かと上納する自己負担がでかい。如何に組織が有利かという事もわかる。
勿論、失業者への救済の措置もあるのだが、これを受けられるのはシステムをよく知っている人と、退職した組織が善良であった場合で、私の確認が遅かったのがあるにしても、背後からの騙し討ちようなやり方に合い、第一には目玉が飛び出る程の金額の国民健康保険料を請求がきて、ある程度の余裕を持って無職を決断したものの、こんな理解し難い異常な出費が毎月あっては安心して暇できんと思い、一時的な再就職を決断するに至った。
私は社会的不真面目な理由から働くのを止めていて自業自得だから良いにしても、本当に救いが必要な人間に対しても役場はあんな態度をとるのか?だとしたら絶望だろう。
そもそも私は常から神社で健康祈願をしているのだから健康保険など不要な筈なのだ。

何にせよ、幸いにも以前より興味のあった分野の仕事に臨時で雇って貰えるようになった。
暫くの私は、納税者であるというという認識をもって皆様は接して頂きたい。
納税者となったあかつきには、県立図書館で最大である10冊の本を期限まで借りきり、公園では一通りの遊具で遊んだあと水飲み場で腹いっぱい水を飲んで、それが原因で腹痛を起こしたとなれば健康保険を利用して病院へ行く所存であります。
春にはまた戻るつもりです。