turncoat & thirsty chords US ショートツアー 6

ミルウォーキーから本日のライブが行われるシカゴへ戻り、腹ごしらえ。
最初にマットお勧めのヴィーガンレストランへ行くのだが生憎満席。仕方なく、すぐ近くの安いメキシカンレストランへ。
私は豚肉の入ったブリトーを注文したのだが、これがいけなかった。肉の臭いがキツい上に量も凄い。腸炎が完治していない状態で、何故このようなチャレンジをしたのか、自分でもわからない。
ここ何年も食べ物を残した記憶など無かった私が、これには1/3程しか食べられずギブアップ。豚さんに対し胸の前で十字を切り、懺悔する。家は仏教だが。

本日のライブが行われる場所は、町中にある、1Fテナントが空きになっているマンションの2F。
この国はいたる所でこういったハウスショウが行われているのだろう。
leewayで一緒だったイングリッドが観に来てくれる。彼女もこのシカゴの街で頑張っている。再会できて嬉しい。
しかしながら、このタイミングで体調が最悪。腹、時差による寝不足、午前中から抜けきらない酒、とどめのブリトー...。
一気にダメージが襲ってきた。吐き気、腹痛、頭痛で立ってるのも辛い。
しかしここで正直、このシカゴでのライブがツアーの中で最も思い入れがあった事を告白する。勿論、観に来てくれてる人がいる以上、常にベストを尽くすのは当然なのだが、了承して欲しい。ここでの演奏は、久しぶりに再会できたマットやイングリッドの住む街で、彼らの前での演奏なのだ。
キョウヘイはいつも気迫あるステージをしているが、彼にとってもこの街は、私と同じような想いはあったのではないか。

今回もお客さんは沢山入る。
何としても良いライブをするという気持ちが通じたのだろう。
我々の前に演奏をしていたturncoatの前半を見届け、出番までの数十分。この間トイレへ駆け込む事3度。体の毒を全て出し切る滝のようなthe runs。
生まれ変わったかのような爽快感。
納得ゆくライブができたと思う。
映像に撮って置きたかった(他の日は映像があるのでいつかUPするつもりです)。
共演のboilermanは凄まじいテンションで凄くカッコ良く、sass dragonsは逆にとても緩い雰囲気で演奏しており、これまた素晴らしいライブだった。