turncoat & thirsty chords US ショートツアー 5

11/2、昨夜はエリックと彼のパートナーでlefty loosieのキャサリンの家に泊めてもらう。

日本で、ツアーでその地方の友人の家に泊めて貰うと、私はいつも他の人よりも早く目が覚め、缶コーヒーを買うべく自動販売機を求めて、ついでにその近所を散歩する。
しかしアメリカには防犯面での理由だろう、自販機が殆ど無い。それでも喉が渇いたので、どこか店は無いだろうかと、丁度起きたマットと近所を歩く。
ミルウォーキーはシカゴに比べ随分のどかで、四国の田舎町から出てきている我々としては落ち着く感じがある。
小さな商店を見つける。店内はお世辞にも綺麗とは言えず、並んでいる商品は洗剤のような色のジュースばかり。比較的マシに思えるペットボトル入りのジュースを一本買い、店を出たのだが、後からマットが言うには、こういう店は裏でドラッグの密売をしたりして、生計が成り立っている事が多いそうだ。
私の買ったレモネード&ティーは不味かった。

帰宅して、前日のライブでかいたままになっている汗を流すべく、シャワーを借りる。シカゴの家の件で覚悟はしていたのだが、こちらの場合はシンプルで、右回せば水、左に回せばお湯が出るという仕組み。
だがこの湯が凄くあつい。だったら真ん中に合わせれば調度良くなるかというと、真ん中だと水も湯も止まる。ミルウォーキーの11月はとても寒く、水浴びなどでは凍えてしまう。仕方無く、熱い湯をごく弱い水圧で、ほんの少しずつ浴びるなら我慢できるかもと、ちょびっとだけ左に蛇口を回した。
あつっ、あっつぅ!
修行?独りSM?滴でも滅茶熱い。
エリックやキャサリンはどうやってシャワーを浴びているのか?でも私は聞かない。恥ずかしいから。

ミルウォーキーのビール醸造所、アンディの働いているレイクフロント・ブルワリーの工場見学へ。
ガイドのオジサンが何を言ってるのかわからないが、随分他のお客さんにウケている。しかしジャスチャーから推測できるのは明らかに下ネタである、という事。
木製のコイン型のチップを4枚貰い、これがビールの試飲の引き換えになる。試飲といっても普通に一杯300mlぐらいは十分ある。昨日サブさんはこれで出来上がってたのだ。
様々な種類のビールがある。ハロウィンに因んだパンプキンビールなんてのもある。どれを飲んでも素晴らしく美味かった。