日米親善不良大使

一昨年、leewayと云うバンドを一緒にやっていた現在シカゴ在住のマットが、仕事の為、東京に来ていて、そのついでに年休を使い、四国にも寄ってくれ、一週間滞在していた。
私が10日程の旅行から帰宅した日に、彼は徳島に入り、それからはずっと一緒に遊んでいた。

私はヴィーガンであるマットの為に、動物性材料を一切使用しない、お好み焼きを作ってみた。
私は料理など殆どできないが、20歳前後の二年間、大阪のお好み焼き店でアルバイトをしており、これだけは唯一、人に食わせられる物を作る事ができる。
場所は彼が宿泊しているCROWBARブッキング担当、pianocoatと云うバンドのエガミ君宅。そのごく近所に住むwhat a nightsジョージ氏らも参加。
ヴィーガンお好み焼きの材料は、小麦粉、水、昆布だし、天かす、ネギ、キャベツ、ジャガイモ(ツナギとして擦ったもの)、茄子(豚肉の代用にスライスしたもの)、ソース(動物性原材料不使用)、マヨドレ(卵不使用)、青のり。
通常のお好み焼きのような、ふわりとした感じにはならないが、すり込んだジャガイモが生地にねっとりした食感を出しており、これはこれとして、評判は上々であった。

8/3は松山、星空ジェットにてTURNCOATが企画してくれた、マット君、おかえりなさい的な意味合いのライブ。
当日は、前日より続く四国中央から南部に降り注いだ記録的大雨。普段ならば松山へは、高速道路に乗り三時間程度で行けるが、この日はこの天候により、途中から通行止め、そこから普通車道に変更を余儀無くされる。thirsty chords + Matty"不良外人"Nusko一行、大雨、大渋滞、尿意に襲われながら、六時半程かかり松山着。
幸いにも、松山に入ると雨は降っていなかった。

leeway時代、四国においては最も縁の深かったTURNCOAT、高松のPARKMATESを始め、あと地元からCIRCLE FLEX、NOW、ENOUHGと素晴らしい共演。
PARKMETSがサプライズでleewayの曲broken fencesをカヴァーしてくれ、おっさんが歌ってもなかなかハマるもんだな、と思った。我々も良い演奏ができた。

この日はマットらと一緒に、自分もTURNCOATサブキヨさん夫妻宅に泊めて貰い、翌日、松山空港から帰るマットを見送りに行った。

何だかんだで、マットとは半年に一度ぐらいで会っている。県内の友人でも、年いっぺんも会わないのが結構いるのだけども。また、割とすぐに会いそうな気がしている。