ざっくり北日本旅行 5

7/29、最終日。
宇都宮を後に、日光へ。
この旅で二つ目の世界遺産である、日光東照宮へ参拝。
平日でも沢山の観光客。特に外国人、小学校の団体が多い。
参道の杉並木を眺めながら東照宮を目指す道中「もし、拝観料1500円ぐらいしたら、厳しいから見るのやめような。」と冗談のつもりで妻と言ってたら、本当に大人一人1300円であって、断念。
世界遺産を観に行って1300円程度の拝観料を惜しむ、など通常では考えられ無いと思われるかも知れないが、旅行最終日、この時の我々にとって、この二人で2600円という金額は、本当にギリギリなぐらい、もう所持金が無かったのである。
泣く泣く、有名な本殿の眠り猫も、見猿、聞か猿、言わ猿も観ず、境内の無料で観られる夫婦杉、親子杉、ご神木(杉)を中心に観て回った。
境内で露店販売をしていた大福を二人で食べ、最後の観光を終える。

日光から浅草への区間快速に乗り東京へ。
帰りは東京駅からの夜行バスを使う事になっている。
長旅の最後に狭いバスで長時間乗っているのは辛い、と云う事で、ここは一番、以前テレビで紹介されていた地元バス会社の高級バス予約してあった。50席が設置可能な車内に、あえて12席しか設けていない。ほぼ個室、リクライニングシートは倒し放題、テレビ、電源まで各席にある。
楽しみにしていたが、いくら座席が豪華でも、走るのは深夜の高速道路なので景色など一切無く、走り出してからはどうって事は無い。
まあでも飛行機の半値ぐらいなので良いか、と買ってあったビールを飲んでさっと眠る。

7/30。
午前6時半、徳島駅前のバス会社営業所に着。
営業所内、お客が婦人トイレに閉じ込められた、とかで朝から大騒ぎ。終わり。