ジョン万次郎を偲んで

高知アンダーグラウンドシーンの中心であるCHAOTIC NOISEにて初ライブ。
以前から同店スタッフのタカオさんから「黒死国」という彼が企画しているイベントに何度も誘われていたのだが、ずっと都合がつかず(その代わり仕事で高知に行った際、真っ先に営業に行ったが撃沈した)、ようやく参加する事ができた。

大輔が朝仕事だったため、昼過ぎ徳島を出て16時頃、帯屋町にあるパンク、ハードコアその他インディー系のバンドを幅広く扱うレコード店K CLUBに到着。
このレコード屋さんが17時を過ぎるとイベントのある日は、レコードの棚を皆で運び、防音壁を立てたりしてライブハウスCHAOTIC NOISEとなる。その様子は話には聞いてたが、素晴らしい手際の良さである。

リハーサルを終え、すぐ近くにある、吉田類さんもおすすめの酒場「とんちゃん」に行こうとしたのだが去年、残念な事に閉店してしまったらしい。高知に来る度、行こうとしたがその日がいつも休みで、とうとう行けずじまいとなった。
このままでは高知に来て酒を飲まんのでは、たっすいがばいかんぜよ!と使い方が合ってるかわからんが、ライブが始まるまで1時間程。「龍馬伝」による観光客とそれを呼び込む商店街の催し物で賑わうアーケードを、かわしながら抜け「ひろめ市場」へ。初めて食べる「カツオの塩タタキ」が驚く旨さで慌ただしく酔い、開場時間。

IN THE UNKOWN,サヨナラブルーバード,PAll MALLと続いて本日のライブはエモーショナル・メロディックなバンドが中心。良いライブが続いて、我々の番。今日は酔いながら演奏しても良い雰囲気だと勝手に思い、楽しくやれた。
トリは私の学生時代の親友である芳川コーイチ率いるdacota apartment。久しぶりの共演でメンバーも変わってたが良かった。

打ち上げで学生時代のエピソードを肴に勝手に盛り上がる。
この夜の話題には出なかったが、知り合いの女性がソフトSMで生計を立てており、午前7時に「亀甲縛り」を自らの体(もちろん着衣のまま)で実演して見せてくれ、我々は並んで正座をして真剣にそれを見ていた。
あの日、二人で見た朝日は本当に眩しかったな。

そんな芳川ももうすぐ二児のパパとなる。
彼にエールを。