今年のお盆の事

盆休み。阿波踊り
この間に行われるCROWBARの周年イベントで、leewayとして3年振りのライブ出演。

ライブ当日の朝、やはり3年振りのスタジオ練習。皆、各々の県に暮らしているので、この日までそれぞれ個人練習のみ。私は職場の行き帰り、片道45分程の車内は常時leewayを聴き、普段歌わない英語歌詞の練習を「エンアーイ、ジャスワナーフォーゲー」という具合に励んだのである。
そして、マット、イングリッド、キョウヘイ、自分の4人でのバンド練習。2時間を合わせ、最初こそどうしてもブランクを感じたが、リハーサルを重ねる内、最終的には何とか仕上がった。私の英語の歌にも、「オールリッグレッ、オールミステッ、ノーネクスウィーゴナドゥーウィゲーン」と、本場のノリが出てきた。

練習後、HAMKのリーダーであり、leeway最初のギタリストでもあった荒瀬陽介の墓参りに皆で行き、それから彼の家の仏壇にも線香を上げた。
thirsty chordsで新しくギターを弾く事になったナガエと言う男も、荒瀬とは7、8年程前からの付き合いがあり、一緒に行った。初盆にこの人間達で参る事ができたのは本当に良かったと思う。

夕方、街の方々で、ウォーミングアップ代わりの輪踊りが始まる頃、この日のCROWBARは出演が14バンドと多い為、普段より早い時間から開演。最初に出演したbowsという若いパンクバンドが、この日が初ライブだったらしいのだが、何と我々の「ghost town tonight」と言う曲を演奏したので物凄く驚いた。何だか恥ずかしくて、尻の穴が、開いたり閉じたりするような気分だった。自分達ではあまり演奏しなくなっている曲だったが、自身で初めてライブの音響で聞いてみると、ああ、良い曲だな、と思った(爆)。
もし私が今でも無職であったなら、この件をどうにか金銭に訴えられないものか真剣に考える所だが、もう私は有職者であり、大人の余裕もあるので、若者がこういう場で自分達の曲をカヴァーしてくれる事を、素直に嬉しく思った。何より、それ以外に演奏したオリジナルのパンクナンバーも十分カッコ良かった。
leewayの出番は最後から3番目で、まだまだ時間があるので、それまで少しビールを飲んだり、外に出て踊りを見物したり、また会場に入ってライブを見たりして過ごした。

3年振りのleewayのライブ。イベントとしても周囲環境としてもお祭りの雰囲気一色なので、緊張も全くなく、楽しく演奏できた。前の記事で出演はないと書いてしまっていたが、結局その後、続けてthirsty chordsのライブもやった。初のメンバーでの演奏だったが、新しいギタリストであるナガエは、現在離脱中のユウサクの後任として考えられる中で最高の人材なので、何の心配も無くやれた。
トリはhushpuppy。自分にとってもはや古典とも言えるメロディック楽曲群。結局、子供の頃からずっと食ってる近所のラーメン屋が一番うまい、みたいな先輩バンド。結局カッコ良い。