坊ちゃんの町にて 1

先日のLEEWAY at松山。
WHAT A NIGHTS,TURNCOATのツアー内の企画に参加させて頂く。

リハーサルまで時間はたっぷりあり,イングリッド,マット,NIGHTSリュウスケの我々ヤング班(このツアーのメンツだと私もギリギリ,ヤングとする)は道後の町を散策。

途中,耳の不自由なお婆さんが友人とはぐれたかで,私達に声をかけてきたのだが,筆談を試みるも中々コミュニケーションが難しく(少し認知症も感じられた),近くの警察署を探し,後をお願いしその場を終えたのだが,それにしても道行く人はたくさんいたにも関わらず,アメリカ人二人を含む,どう考えても地元の者では無い私達に敢えて声をかけて来たのは何故なのか。
後ほど警察署の人から電話があり,身内の方と連絡が着いたので後は大丈夫ですとの事だったが,お婆さんは愛媛県内在住であるも,かなりの奥地から市内の中心に来られていたようで,一体どういったいきさつで,この場所で迷っていたのかは結局わからなかったそうで,何とも言えない孤独を,一人勝手に想像してしまい心が痛んだ。

SNUFFY SMILES栄森氏,TURNCOATサブ,キヨミ夫妻,NIGHTSのおじさん達らは,幾つかの愛媛の日本酒メーカーが協賛している,試飲の意味合いも兼ねた立ち呑み屋で英気を養っている所で,道後散策を楽しんだ私達も合流。
私もお酒は嫌いでは無いのだが,今回は帰りの運転があるため,皆が各日本酒を楽しそうに飲み比べる中,私は水を飲みながら豆腐をついばむ。こんな素晴らしい空間で,何故私1人,「美味しんぼ」の第1話の再現をせねばならんのかと,憤りを感じる。

続く