現実戻って一週間

東京から帰ってから、旅の疲れか熱を出した。
連休終わってからの初日は仕事も行ったがかなり辛く、次の日はついに休んでしまった。
韓国ドラマに夢中の妻が「サムゲタン(米を詰め込んだ鶏肉をスープに浸した韓国料理)」を病人食風にアレンジしたような料理を作ってくれた。
私は病気しても幸い、食欲が落ちる事がそう無いので、治りも早いのだろう。美味しく頂いて翌日には仕事に復帰。
だが私の仕事内容はルート営業で、担当が決まっている為一日でも休みをとると後に溜まってしまい、猛烈にきつい一週間となった。

土日は特にする事も無くゆっくり過ごす。
久しぶりに「文化の森」の図書館に行き、江宮隆之「井上井月伝説」、金森敦子「関所抜け 江戸の女たちの冒険」というニ冊を借りた。
前書は勿論つげ義春の影響、俳諧にはまだあまり興味は持てないのだが井月という俳人の生き方には非常に興味がある。まだ読み始めた所だが面白い。
井月は酒を唯一の友としていたようで、すると私も読みながら飲みたくなってくる。
体調不良で数日お酒が飲めなかったので尚更、と近くのコンビニでビールを買いに行ったのだが、何と「しばらくの間お酒の販売を休止致しております」という貼紙。なんかやらかしたんだろかと想像する。そういえばすぐ近くには、私がかつてやらかした事件の舞台となった踏切が...。
フラッシュバックさせつつも家に帰り、ストックのTAKARA焼酎ハイボールを空けた。