大久保篤容疑者本人による弁明(言い訳)

前日、私はライブに出演するべく仕事を途中サボタージュし松山に向かった。夜7時前に到着するなり、今夜のハコすぐ近くに美味い魚介で飲める店があるとの事で、開演前に一杯始める。ライブが始まってからも飲んでいたのだが、疲労や睡眠不足もあってかいつもに増して酒が回っており、終演頃の記憶はほとんど無い。といっても飲んでいたのは全てビールで大体5、6杯程度。最後は酔い潰れてしまった為、日が変わってからは間違い無く飲んではいない。翌朝のアルコールが検出された時間まで実に9時間は経過していよう。
確かに朝起きて少し頭が痛いとは思ったが、まさかの0.16mgである。0とは自分でも思っていなかったが、まあ警告ぐらいのものだろうと自信満々に検査用の風船を、まるで肺活量を測定しているかの如く、それはもうパンパンに膨らましてしまったのだ。我ながら浅はかこの上無い。
飲酒運転は人の命を奪い、自分の人生も台無しにしかねない許されない、恥ずべき行為である。
しかし、敢えて恥をさらしながら言わせていただく。この0.15という数値、これは「飲んだら乗るな」どころの値では無いのではないか?もし朝7、8時に飲酒検問が行われたなら一体どれ程の検挙が出る事になるか?
システムというものは、この国においては殆んどが都市部の為に作られている。交通の便がきわめて悪く、どうしても出勤や普段の足に自家用車が必要不可欠であるような、この傾く地方にはかなりリスクが大きいようにも思う。そもそも飲酒したら自転車もアカンてどうなん?

今日でもう6日も酒を断っている。だらだらと書いたが罪は罪であり、恐らくかなり高額の罰金を支払う事になるが真摯に受け止め、当然、速やかに納めるつもりである。酒までが裏切っていくのである。
全てのドランカー達に警鐘を鳴らす。私の失敗は繰り返すな。
あと最後に、現在私は、どんなホドコシも大歓迎である。