主に5月の話

本当に久しぶりに。

前回、例の事件を記して以来、全く音沙汰が無かった為、もしかすると大久保篤という人間は、すでに血気盛んな若い警官による柔剣道、もしくはオツムの弱いなんちゃってS×E共による投石行為などにより、享年28歳となってしまっているのではないか?という憶測が流れてしまう前に、ざっとこの三ヶ月半を勝手に報告する。

この間は忌野清志郎が逝ってしまったり、DOLL誌が休刊したりで悲しい出来事もあったのだが、私個人としてはWedding Nightsで京都、東京でのsnuffy smilesのフェスに参加したり、滅多に活動しないオトタケルールの籠屋率いるHCバンド、salada schoolに参加したり(この映像はfnd onlineで観られます)となかなか活動的で愉しく過ごした。

何よりこの5月は結婚1年半にして慎ましくも式を挙げた。生涯で最も緊張した瞬間であったが、とにかく本当にやって良かったと思えた。しかも式の後は二次会は無く普通にCROWBARのライブに出演するという絶対に真似してはいけないスケジュールであり、本バンドのThirstyChordsもこの日に新メンバーにて復活を果たす。ナイツも出演したので2ステージ、共演はPRACTICEとWaterCloset。しまいにゃ妻も煽られステージに上がるという始末。常にバンド活動と対極の位置に立ち私を支え続けていた「妻」という存在が×点で交じりあった真の奇跡であった。

書きたい事がたくさんあるのに溜めてしまって、まとめるのが面倒い。今日はあと一つだけ。どうしても、の話を。

先の事件の為に支払わなければならない罰金(参考までに私は初犯でかなり軽い方で30万9000円でした)の少しでも足しに、とナイツのメンバーらがチャリティーとしてTCのバンドシャツをこの日に合わせて作ってくれた。デザインはスポさん。すでにほぼ完売となって本当に随分と助かった。私は常に「この世の中には何の借りも無い」と思いながら生きていければ、と考えているのだが、残念ながら自分に関わっている人達からは借りだらけで、首も回りません。ナイツ、そして買って下さった皆さん、本当にありがとう。義父さんも事情も知った上でこのTシャツを着てくれてるのが何ともいえんのだが、これも戒めである。
そして皮肉な事に、この日のビール程、美味いものは無かったりする。