京都15’ 秋

11/7、京都。littlekids企画に参加。
朝、トリゴロスタジオにて1時間練習。
出発前、10年程以前に早朝アルバイトをしていたローソンに寄ると、その時から居たバイトリーダーのA女史が今も居た。「久しぶり...、子供は、もう?」「いえ、まだ、いないです。」「奥さんとは...?」「や、まあ、普通に...」何か妙な感じの会話を交わした。私からは何も聞かなかった。

高速道路にのり、淡路島に入って少しすると左後輪がバースト。慌てて路肩に寄せる。
大輔がスペアータイヤに交換をしている間、直ぐ真横を猛烈な速度で走り抜ける車に、私とナガエはふるだけでいると、誰かが通報してくれたのか、たまたまなのか、警察の高速隊が素早く駆け付けてくれ、非常に頼もしく思った。
タイヤ交換を行っている大輔も、やはり男はメカに強くないといけないな、と感心しながら眺めた。その後、停止中に三角板表示をしなかった事が法に触れていた為、彼だけパトカーに乗せられていたのだが。

車内に、焦げ臭い溶けたタイヤを積んで、無事京都烏丸の居酒屋兼ライブハウス、ネガポジ着。
すっかり忘れていたが5、6年前にも京都のメロデックパンクバンドsalt of life企画で演奏に来ていた。忘れていたと言うより、その時の「陰陽」というライブハウスが「ネガポジ」と読ませる事を知らなかった。
リハーサルを終えて鴨川で何もせず座りこむ。鴨川は自然を残した護岸整備具合と川幅が丁度良い。徳島も川は身近だが、吉野川雄大過ぎるし、新町川はしっかりコンクリートに固められているし、近くの園瀬川ではしばしば子供が死ぬ。

ライブ。
若手のメロデックパンクバンドメインのイベント。全バンド良かった。
主催littlekidsの杖野君とは、彼が高校生の頃、高松で組んでいたmozzというバンドで共演して以来で、その後、京都にてこのバンドを結成し何度か誘ってくれていたのが、今回初めて出演する事ができた。
岡山のfolksとrevolution for her smileとも、今まで機会はあったのに都合がつかずだったが、今回共演できて良かった。

ネガポジは、例え演奏中でも普通に居酒屋メニューも注文が可能で、座敷席で酒盛りをしながらライブを楽しめるのは、何と無く京都らしく、良い雰囲気だなと思う。今年いっぱいで移転との事だが、是非この雰囲気は先でも続けば良いと思う。
salt of lifeの石井君が、自身の運営するディストロの出店で来ていた。来店するや早々お茶漬けを啜っており、京都ではぶぶ漬け(お茶漬け)を出されると、もう帰って欲しい、という意味であるという話を聞いた事があるので、気の毒に思った。彼は結局打ち上げまでいたので、沢山話をした。