札幌でのライブの事

7/20に札幌にてライブがあり、その後、東北を中心に妻と旅行、今日帰宅した。その事を何回かに分けて記すつもり。

7/20、札幌カウンターアクションにてライブ。
札幌在住のイベンター、さやかさん企画にお誘い頂いた。

高校時代の修学旅行以来の札幌であるが、私はサッポロ黒ラベルカルビーサッポロポテト、サッポロ一番塩ラーメンまたは味噌ラーメンが好みで、以前より、自分は札幌には縁があるように思っていたが、予感が現実へ、この度の遠征の運びとなった。
メンバーが各々に飛行機の予約をし、私とユウサクは同じ便になったが、中野大輔は別。メンバーが現地で落ち合えるか不安だったが無事に揃った。ちゃんと大人だった。

9バンドという多い出演だったが、どのバンドもカッコ良く、終始楽しんだ。
とりわけ、over head kick girlは以前、音源を聴いてとても好きなバンドだったのだが、すでに解散したと聞き、ライブを観たかったと残念に思っていた所、さやかさんに誘って貰った際にこの話をすると、実はたまに活動はしている、との事で、今回有難く、共演をさせて貰える事となった。
私は初対面だと思っていたのだが、ohkgのgt&voのハシモト君は一度、3、4年前に岡山のライブハウスPEPPERLANDで一度話をしていたようだった。彼から楽屋でその事を知らされると、その時、ライブハウス外の物販スペースで声をかけてくれた若者の記憶が徐々に甦った。その時なら既に自分はohkg の事は知っていたし、そうならそうと言ってくれれば良いものだと思った。その時は東京から来た、と云う彼の事を、よくライブハウスで見かける、共通の音楽趣味の友人が周りに居ない孤独なsnuffyリスナーだと思っていたが、こんなカッコ良いバンドをやっている人だったとは。ライブも最高だった。

四国のバンドの友人から「カウンターアクションは札幌レジェンド・ハードコア、SLANGの人が作ったライブハウスで、泥酔してふざけたステージをやってるとブン殴られる」と言った話を思い出し、そうならんよう心して臨もうと思ったが、時すでに遅し、阿波では珍しいサッポロ•クラッシックビール、この機会に飲まなきゃソンソンって、今日も威勢のいい男がいる。
ああ、俺たち終わったな、ってこの時は思ったが、我々より先に演奏をしてた地元パンクバンドMODERN GOODDAYSのフロントの人が、素晴らしい酔っ払いっぷりのライブをやってくれたのを観、安心、お陰で幾らかリラックスして自分達も演奏に臨む事ができた。
MCが苦手な私だが、今回はとっておきの話題、13年振りの北海道出身関取、旭大星の活躍について語り、道民聴衆の心を掴もうとしたが大失敗だった。コンサドーレスープカレーの勉強をしておくべきだったと悔やんでいると、物販の際、ただ一人、好角家が居たようで、それについては救われた。

何にせよ、このような素晴らしい企画に、ローカル中のローカルバンドである我々を誘って頂いたさやかさんには感謝です。可愛らしさの中に情熱が燃えている女性です。凄い。
現実、徳島から札幌はそう何度も来られる距離では無いだけに、失敗はできないという緊張はありましたが共演バンド、お客さんの温りが非常に嬉しくありました。