LEEWAYでの最後のレコーディング始まりました

土曜夜に高知メンバーが徳島入りし,レコーディング前の最後の練習。
NIGHTSジョージさん宅に宿を借りる。
地元の私もドサクサに紛れて泊まらせて頂き,翌日のレコーディングの成功を願い,軽く飲酒を始める。

私が少し酔って,マットとイングリッドに「WONDER PETS」というカナダの幼児向けのCGアニメ番組を知っているか尋ねたのだが,彼等は知らないどころか,そういった番組について語る,31歳になった無精髭の小男を怪訝にさえ感じたようで,私がやたらリアルなハムスター,アヒルのコ,亀の三匹のペットが活躍する,この番組の面白さを説明すればするほど,溝が深まり,イングリッドからは,
「アツシ,ガッカリ...。」
とまで言われる始末。
大事なレコーディング前日にメンバーが一つになれずにどうするかと,私はトリス・ハイボールをあおり,ふて腐れて眠った。

翌朝9時にスタジオ・トリゴロに入り,レコーディング開始。

7月中のリリースを目指すには,今後メンバーの都合を揃えるのが困難な為,本日の16時までの7時間で,最低でも演奏は全て録り終えねばならない。時間の厳しさからか,緊張し苦戦したが,何とか予定通り,後はイングリッドの歌の修正,私のコーラスのみまでは進める事ができた。

残りはこの平日を使い,録音を終わらせる。
未完成音源を練習も兼ねて聴き続けているが,前作アルバムに比べ,ややハードでsadな内容になりそう。
GtがHAMKの荒瀬君からTURNCOATのキョウヘイに代わった理由もあるだろうが,楽曲そのものも,やや陰が増したように感じる。
残りの作業,良い物を残せるよう,頑張らねばならない。