はんなり京都旅行

仕事で京都に行く。
仕事といっても、急遽代理で京都にて開催される2時間少しの説明会に参加するだけで、交通費プラス移動時間分も合わせて日当が丸々出して貰える為、喜んで引き受けた。
ついでに翌日は休みだったので妻と二人、一泊旅行をする。

説明会が15時過ぎで終わり、下鴨神社に参拝。神社境内の糺の森を歩いた。森見登美彦の小説「有頂天家族」の主人公、狸の家族の住処であるが、確かに狸が居そうな雰囲気。

チェックインを済ませ、晩ご飯を求めて彷徨う。夜の四条通りに出て東。
高瀬川沿いの居酒屋の客引きに捕まり、店なんぞ知らないからそこに決めた。学生向けのような店だが、2階から高瀬川が下に覗ける窓際の席に案内してくれて良かった。かなり歩き回ったので、ビールが堪らなく美味しい。

夜の先斗町を抜け、鴨川沿いを歩く。酔いも少しあってか、ずっと光のもやの中を歩いているような感じ。平日の夜でも賑やか。

翌日、雨。嵐山を観光。
やっぱり観光客は多い。傘を互いに交わしながら竹林を歩き、渡月橋を渡った。
「レストラン嵐山」で昼食。千年の都、京において、30年程前から時が止まっているような、幼き頃家族で行った、今は無きマルシン•デパートのレストランを思い出させる店内の仕様。ご注文は食券。一見さんもウェルカムどすえ、って感じでお土産屋とも合体しており、修学旅行生や外国人団体客がよく利用していると思われる。席は渡月橋が見えてこれまた抜群に良い。私はカツ丼にソバがついた「嵐山セット」、妻は「ハンバーグセット」を食べた。

あとぶぶ漬け食って徳島帰った。