少し前の話 at 福山

先日、有田君(ex.what's what等)の誘いで福山にてライブ。
主催は伝説のUKメロディックバンド、broccoliのdrグレアム氏の奥様(日本人、福山在住)であるアイコさん。
snuffをはじめとするUKメロディックの最重要人物であるダンカン氏のソロ名義でのツアー福山編。

私はいま一つ、自分への地元のキッズからの尊敬が無い事を、常日頃、面白く無いと思っていたので、ここは氏の日本のシーンに与えた影響を大いに利用させて頂きたく、若いバンドの友達に会う度、第一声「君たち、snuff好き?」から始まり、今回の共演を、我々のこのシーンへの関わりをやや誇張も加え、語り伝えた。

福山へは今回が初めてだったのだが、我々の予想以上に賑やかな街で、わが町徳島がいかに寂れ果ててきてるかという現状を改めて思い知らされた。だって中国地方最大の都市を有する広島県とはいえ県庁所在地でも無い県境の町なのに。

有田君が在籍するfractureは今回が臨時の再結成だったのだが、勿体無いぐらいカッコ良かった。
グレアム氏がdrのマイナーオーラも少年ナイフみたいな感じで良かった。全バンド素晴らしいライブだった。
ダンカン氏に関しては言うまでもないのだが、地元の共演者を混じえたバンド形態でのsnuff,guns'n wankersからの曲が演奏されると会場は待ってました、とばかりの状態になっていった。特にダンカン氏がdr&voで演奏された初期snuffの大名曲の数々は私も辛抱堪らん状態となった。

翌日メンバーで一人仕事が休みだったので、私だけグレアム氏の家に泊めて頂く。ダンカン氏も同じく。
いちメロディックファンとしてはかなり凄い状況。
同じく宿泊したグレアム氏の友人であるモモちゃんと呼ばれているイギリス人男性の奥さんが、infroとのスプリットのジャケットデザインをinfroマキヤマ君と一緒にしてくれてた人だともわかり、いろんな縁を感じた一日となった。
翌朝早く、電車を乗り継ぐ帰路に着く。寝袋を忘れる。

アイコさん、有田君、本当にありがとうございました。