ガッテン

お義母さんから瓶詰のラッキョウの甘酢浸けを頂いた。
お義母さんの実家で育てているラッキョウをお義母さんが浸けたものだ。
私は大人になって大好物になった食べ物は一番は筍なのだが、それに次ぐぐらいラッキョウも美味しく思えるようになった。
子供の頃は食う事さえ躊躇っていたぐらいなので、そこからの右肩上がりぶりを考えれば、もはや筍さえ凌ぐ勢いかもしれない。勿論、筍には「掘る」という楽しみもあり、考慮せねばならないが。

それにしても異様に美味い。
毎晩ご飯のお供に、酒の肴にと5、6粒をポリポリ食べる。

以前、そら豆を妻の実家から貰って、ビールと供に食いまくってた時に、ふと、そら豆には一体どれ程の栄養価があるのだろう?大豆とか体に良いから、そら豆もさぞ良かろうとインターネットで検索すると、「ソラマメ病」なるアレルギー病がある事がわかり、恐ろしくなった覚えがあるので、一応「ラッキョウ病」みたいな病気がないか「ラッキョウ」を検索してみる。

何故、今私がラッキョウ甘酢漬けを欲しているのかが、理解できた。
ラッキョウには疲労回復に良いビタミンB1が豊富で、それがこれまた疲れに効く酢に浸けられている、さらには食欲増進効果もあり、現在かつてなく仕事に忙殺されている私にとって、体は知っている、という訳なのである。
因みに食物繊維は21gと全食品中1位だそう。
これは一粒での数字なのか?1円玉21枚分もあるのか?確かにここ最近のお通じは良好だが。

最近料理番組で見た、細かく刻んで炒飯に入れる、という食べ方も試したが、酸味が程良く利いて、これまた美味しかった。
ネットで紹介されていた一番のお勧めは、私の筍と同じく「天ぷら」である。ホクホクした食感で美味しいらしいですよ、奥さん。

本日のBGM/「天ぷら」by スターリン