アンチ鍋奉行

まず今回のタイトルも特に本文とは関係は無いです。

ようやく朝晩が少し寒くなり、晩飯にはよく鍋物が上がるようになった。
我が家の鍋は豆腐と白菜と豚、もしくは鶏肉が中心。安くてヘルシーで、私と妻のダイエットも兼ねているようだが、どうも鍋には白ご飯もビールも進み、シメには雑炊まで啜ってしまい、減量は進まない。
以前、昼飯を春雨スープにして減量を試みた事があったがその時も、春雨を全て啜りきった後のスープに、米を流し込んで二度楽しんだ結果、当然ながら何の効果も得られ無かった。

内田百間「百間随筆」を読んでいる(ひゃっけんの漢字は正しく携帯で出せないのでアシカラズ)。
ビールはジョッキで飲むのが一番だという方は多いだろうが、活字でビールの文章を読むなら瓶ビールの方が私は断然良い。
相手の、もしくは自分のグラスに二杯、三杯と注ぎながら飲み干す描写を読んでいると自分の喉まで鳴ってくる。「ビール」ではなく「麦酒」。
私自身、ライブの打ち上げで皆と飲む麦酒は、グラスに注がれながらダラダラと飲むのが好きだ。もう辛抱たまらん、と既に一缶空けていた私も、妻に「コンビニで携帯代払って来る」等と口実に、麦酒を買いに走るのであった。