音源の近況

仕事を終え、新音源のジャケットの打ち合わせの為にカゴヤ氏の家に行くのだが、氏のマンションには車を置けるスペースが無く、道幅の狭い住宅街の奥張った場所に立地しており、近くの店等の駐車場に置いて歩いてくるにも距離がある。
やむおえずマンションの目の前にある神社の鳥居にくぐらせて駐車するという罰当たりな手段に出るのだが、特に信心深くも無い私でも夜の神社は少し不気味で、罰が当たるのは嫌だし、神主さんに見つかって怒られるのはもっと嫌なので、一応毎回100円玉を賽銭箱に入れて、何神さんだかも知らないが御詣りしてからカゴヤ氏と打ち合わせに入るというのを繰り返し、ジャケットのデータは完成した。

プレス業者に送る用のマスター音源が週明けには上がるので、いよいよ完成は近い。何しろ初めての作業で、業者に送ってからどの位時間がかかるか知らないので発表まではもう少しだけ待っていただきたい。

私はこの作品の自主制作、リリースに伴い、自らのレーベルに「SHIRAFU RECORDS(シラフ・レコーズ)」と名付ける。レコーディングの際にはアルコールなどは要らないという決意からである。
しかしながらただ1名、今回の録音の際、自分のベース録りが全て終わった瞬間、その他コーラス録りやサウンドチェックがまだ残っているにも関わらず、コンビニでビールを買い、「一人打ち上げ」的な事をやっていた人間がバンド内にいたとの事であるが、これがもし真実であるならばそれは遺憾であると言わざるをえない。

発売がだらだら延びておりますが、合併号の次のジャンプを待つついでに、もう少しお待ち頂きたい。焦ってしまうと、お母さんが間違って「赤マルジャンプ」を買ってきた、という苦い経験も、皆さんきっとあるだろうから。