まだ夏休み

文庫版の「パーマン」を買う。パーマンの面白さは冴えない少年がひょんな事からスーパーマンの力を手に入れるストーリーでは無く、コピー・ロボットの考案だと思う。それとパーマン3号こと星野スミレの1号こと須羽みつおへの恋心も何とも意地らしくて良い。
ファンの間では有名な話を。星野スミレといえば「ドラえもん」にもTVスターとしてしばしば登場するキャラクターだが、ここに登場するのはパーマンから10数年後の星野スミレ本人である。ドラえもん19巻で二枚目スター、落目ドジ郎に言い寄られる所をのび太達に助けられた彼女が、のび太達だけにそっと教えた「ずっと待っている、遠い国にいる好きな人」というのはパーマン最終話でパーマンの地球代表として遠い星に留学したあのヒトの事なのでしょう。あくまで説で、事の真実は作者のみ知る所ですが、なんか良いなあ。