プライベートな話題をまた一つ

早朝バイトが長引き、正午までバイト。仕事は休み。
結構久しぶりにタブチさんに会う。手土産に職場の賞味期限切れのチーズアップルパイ持って迎えに行くと、いつもなら家から逃げ出すように車へ駆け込んで来るはずが、この日は母屋から離れた納屋から登場。そして手招き。彼女の父が「苺を持っていけ」と行ってるらしい。
彼女と付き合いだして約8年と8ヶ月になるのだが、実は未だ彼女の両親に会った事が無い。全く突然な事だったが、腹を決め納屋へ。そこには最近では少なくなった専業農家であるタブチさんの赤黒く日焼けした両親が苺をパックに詰める作業をしている。お二人共照れた感じの笑顔で、「ありがとうな。」とお父さんが苺を2パック手渡してくれた。
あとでタブチから聞けば、俺はかなり緊張してたようで名前を二度言ったらしいが、ご両親の方の緊張もやはりすごかったようで、俺の名前をタブチさんに聞きなおしてきたらしい。今までびびってて申し訳無い。それでも今は晴れた気分である。ただもしかすると、この納屋での対面は、「まだ貴様にタブチ家の敷居は跨がせん」という意味もあったのかもしれん。