今日の公園事情

休日。晴れ。
妻と文化の森へ。久しぶりに長い階段を登り公園まで行くと小中学時代遊んだ巨大ローラー滑り台が撤去されていた。代わりにあるのはマクドナルドにあるようなカラフルでセーフティーな滑り台。明らかなる思い出窃盗罪。それに滑り台の楽しみなんて少なからず高いところから滑るスリルであるように思うのだが、今は何より「子供の安全」が最優先されるのだ。果たしてこんなもんで現代のワンパク少年達の「滑りたい」という欲求は満たされるのか疑問だ。
確かにあの巨大ローラー滑り台は、たまにローラーの間に指を挟む、下から馬鹿がローラーを登って来る、立って滑ろうものならそのスピードはスキー・ジャンプにも匹敵する等…。ああ確かに危険過ぎる。ほとんど兵器だわ。あと俺は財布もよく落とした。思い出しただけでも恐怖である。ありゃ撤去して正解だ。
そういえば大御子海岸というドライブスポットの途中にある公園に「フリーフォール滑り台」というのがあった。この滑り台は体と接する面がなんとほぼ直角になっており地面付近で緩やかなカーブを描いているという構造で、ぴったり完全に背中を密着して滑らないと普通に落下して、ただ痛みを伴う、というスリリングこの上ない遊具であった。アレ、まだあるんかいな?