THE SPROUTS with Thirsty Chords 四国2DAYS 松山

念願であったTHE SPROUTSを四国へ迎えての二日間の模様を。
寒波による道路の凍結を恐れ、山越えを避けひたすら11号線を半時計に回り、松山のスタジオ「1969」を目指す。予想以上の距離と、松山市駅裏の踏み切りと踏み切りの間に在るこのスタジオを見つけるのは困難であり、入り時間を一時間程遅れようやく到着。企画をお願いしたDRIFTAGE,ご迷惑をおかけしました。
SPROUTS元木さんとはメールのやり取りだけは二年程前に何度かさせて頂いていたのだが、後はこちらがライブを観てたり徳島のガレージショップでたまたまレコードを発掘したりしていただけで、実際にちゃんとお会いするのはこれが初めて。コンパのようにメンバー一人一人自己紹介を済ませ、それからはアルコール・コミュニケーションに委ねるしかあるまい。
この日はこの「1969」でのスタジオライブ。煙草は駄目だが酒の持ち込みはオッケーらしい。フリーマーケットなんかもやっててPSPのゲリラ商品に興味が沸く。
一番目はラディカルフェイス、ミッシェルガン~を髣髴させる格好良いロックンロールで始まる。
それからDRIFTAGE。新しいDrミネオ君は素晴らしいドラムを叩く。新曲もムチャクチャ渋い。もうすぐMISCASTSとスプリットが出るらしいので要チェックや。
そんで我々。率的には県外でするライブの方が調子が良い。あんまし覚えてないがまあまあのライブはしたと思う。
そしてトリにはTHE SPROUTS。かつて岡山で観た時もそうだったが、いつ次の曲に入ったんだかもわからん正に怒涛。速い、そしてカッチョ良い、Drテラさんが真正面向いて叩くのが可愛らしい。アンコールはもう曲が無いのでもう一通りループさせたのだがそれでも15分程度。後で聞けばこのメンバーになり初ライブだったそうです。
打ち上げは閉店間際のジャスコで各々に酒、肴を買い込み、本日寝床を提供してくれたミネオ君宅にて鍋などもつつきつつ。大輔なんぞは会って初日からすでに「ドランク・パンクスのダイちゃん」と呼ばれ、そのわかり易い過ぎる本質を早くも露呈し、そんなこんなで松山の夜は更けてゆくのであった。