職業病

久しぶりにタブチさんと「文化の森」へ行く。
図書館へ行き、長いから谷崎潤一郎細雪 全」を一冊だけ借りる。最近読む時間も減ってしまった。
県内は今「国文祭」なるものが47年に一度という周期で開催されているらしいが、どっか知らん所で盛り上がってるのだろうか?とりあえず文化の森は美術館、博物館が期間中無料で入館できるようなので、約10年ぶりに入る。
音楽や歌は最も原始的で本能に近い表現だと思うし、自分も好きでバンドやっている訳だが、絵を描いて表現するというのはこれまたすごいですね。特に抽象画とか。一応理解しようとしてみるのだが…。
芦屋市を拠点に「具体」という世界的にはちゃんと評価されている前衛的な芸術集団が在るのだが、それらの最高傑作というのが白地の紙にただ一筆で円を描いただけ、という作品だった。円のイビツ具合とか色々あるんかもしれんが、芦屋市でこの「具体」の美術館を取り壊すとかで住民と芸術家らとがもめていたが、どうなったんだろうな。まあ普通はワケ解らんしなあ。
博物館は古代のゾウや古代のムシやらがモップに見えてしょうが無いので早めに出た。