ハシリュー

面接日。13時に人事の人と待ち合わせ。
電話の声からどんなくたびれたオヤジが俺の面接をしてくれるんだと高を括って待ってたら、故・橋本龍太郎元総理にそっくりではないか。大物の雰囲気に呑まれ、しかも喫茶店で面接という予想外の展開にすっかり怖じ気付く。目茶苦茶緊張しました。
とはいえ自慢の揉み上げまで剃った俺の好青年ぶりが伝わったのか、元々人材不足のため誰でも受かるようにできてるのかはわからんが、最終的に俺の返事次第といった状況?
いざそうなると本当に悩んでしまう。どうやら言われた事をこなすという仕事では無く本当に「ビジネス」という感じの会社のようだし。それなりに楽しいとは思う。バンドやってなければ絶対OKしてるだろう。正直、急に今の自分の環境がかなり変わってしまう事にびびってる俺。むう、どーしよーかのう。